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もも・桃・もも
「そろそろ桃のおいしい季節やなぁ」
そんな会話を交わしたばかりの午後のこと。
「チリンチリン♪」と大きなベルを鳴らして八百屋のおじさんがやって来た。
私が子供の頃から変わらぬスタイルで、軽トラを運転しつつ「チリンチリン」と鐘を鳴らしてやってくる。
(実はこの日、?十年ぶりに軽トラが軽のワンボックスに新調されていたのだけど・・・)
八百屋は奥さんに任せて、おじさんは外に売りに出る。
そんなに田舎でもない町中で、いまどき珍しい。

野菜も買うけど、私は専ら果物を買う。桃もすいかも当たりが多い。
「桃ある~?」と呼び止める。
あったみたい。
桃の箱が開いた途端、いい匂いがふわっときた。
思わず「箱ごとちょうだい!!」と大人買い。
「1,500円にまけとくわ。久しぶりやしなぁ。仕入れ値やで。」とおじさん。
12個も入って1,500円?一個125円。安すぎる。
それにしても仕入れ値で売ったら、おじさんの儲けが1円もない。
嬉しいけど・・・でも・・・と言ってみた。
「ええねん、久しぶりやから。」
ここはご好意に甘えて、素直に「ありがとう」。

もも・桃・もも_c0083889_2514114.jpg夕食後にサッと冷した桃を食べる。
おいしい~。。。
とっても甘くてジューシー。
大当たりやわ。
おじさんに感謝!!
by hana_in-a-forest | 2006-07-22 17:37 | おいしい
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